横隔膜ヘルニア -2
しかし、重度になると、多量に腹腔内臓器が胸腔内に入り込み、唇などが青紫になるチアノーゼや、ショックなどによる重篤な症状が見られます。
犬にはあまり見られない横隔膜ヘルニアですが、その原因は、先天性と後天性があります。先天性の場合には、横隔膜の一部や全域が欠損して起こります。呼吸困難が続き、早くに死に至る場合があります。また、そのまま成長するケースもありますが、徐々に悪化していきます。後天性のヘルニアの場合には、事故や高いところからの転落、転倒、蹴られた事などによる強い衝撃によって、腹部の圧力が上昇し、横隔膜が破裂して発症するとされています。後天性の場合には、後天性の横隔膜ヘルニアを引き起こした原因となる行動の直後から重い呼吸困難となり、吐き気や食欲不振などの症状が現れます。
横隔膜ヘルニアは、呼吸を司る部位でのヘルニアなので、命に関わる、一刻を争うものです。緊急の外科的手術によって、治療が施されます。
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