ヘルニアを発症しやすい体質や性質 -2




これらの犬種には、胴が長く肢が短いという共通した体質があります。胴が長く肢が短い事によって、背骨の反り具合も大きくなり、大きな負担が掛かってきます。そこに臓器の重みも加わるので、更なる負担が掛かります。また、ダックスフントにおいては、ヘルニアを発症しやすい犬種として、名が挙げられているほどです。ダックスフントは、胴が長く肢が短い体質の上に、先天性に軟骨の形成異常になりやすい性質を持っており、若い頃から椎間板が硬く脆くなりがちである為、幼い頃から椎間板ヘルニアなどになりやすくなっています。
また、骨自身の構造や体型的問題からも、ヘルニアを発症しやすい原因を作る場合があります。
骨の栄養が十分ではなかったり、負担に耐えられる湾曲が備わっていなかったり、加齢によって骨が脆くなっている場合など、その犬自身に備わっている性質からも、ヘルニアを発症します。また、愛玩動物として人気が出た事により、血統を気にして飼うという飼い主も増えてきています。この血統は、同じ犬種での交配を繰り返し、血筋を作っていくものです。これにより、より血の濃い犬を作り出すという意図も含まれています。チャンピオン犬を育てる為にも、より近い遺伝子での交配も行なわれているようです。しかし、これは、犬にとっては良くない事です。それだけ、持っている遺伝子を受け継ぎ易くなり、弱い部分が増えてしまうからです。血統書付きの犬は体が弱く、遺伝的原因による病気を発症しやすいとも言われているように、それだけ、発症しやすい要因を、生まれ持っている事になります。ですから、血統の付いた犬についても、ヘルニアを発症しやすくなりますので、注意が必要です。


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