診断と検査方法 -2




更に、検査によって、細かく診断します。
画像検査においては、MRIが最も有効とされています。椎間板の膨隆による馬尾または神経根の圧迫所見が認められます。レントゲンでは、変性変化としての椎間板の高さの減少、骨棘形成などが認められます。腰椎椎間板ヘルニアにおいても、無症候性ヘルニアがあるので、神経学的所見との一致が必要です。
更に、腰痛を伴う疾患には、ヘルニアによるものだけではなく、病気によるものもあります。腰椎椎間板ヘルニアと、他の病気との鑑別も必要になるので、夜間痛があり、安静にしていても痛みが持続し、下肢痛がある場合には、細かい検査を必要とします。他の臓器の疾患として考えられるものには、消化器系では、胃潰瘍、胃がん、十二指腸潰瘍、胆嚢炎、胆嚢がん、膵炎、膵臓がんが疑われます。泌尿器系では、腎盂炎、腎がん、腎結石、尿管結石、膀胱がん。婦人病系では、子宮がん、子宮腫瘍、卵巣がん。大血管系では、腹部大動脈瘤などが疑われます。このような診断、検査を経て、腰椎椎間板ヘルニアであると決定されます。

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