他の病気とは違うから迷う
ヘルニアは、他の病気と、若干位置付けが違います。現代病に代表される脳梗塞やがん、生活習慣病と言われる高血圧や高脂血症、糖尿病などは、ある程度、受診する科を患者自身が判断する事が出来ます。
また、判断できなくても、内科をまず受診し、その後、紹介してもらうという経緯で、専門医によっての診断を受け、的確な治療を受ける事が出来るようになっています。
ヘルニアも、同じ経緯を辿れば、内科を受診し、専門医を紹介してもらう事で、治療を受ける事が出来るでしょう。
では、私達の中でもイメージ出来る、一般的に病気と言われているものと、ヘルニアとでは、何が違うのでしょうか。
ヘルニアは、専門家によると、病気とは言わないと結論付けられています。それは、ヘルニアの定義が、内臓や体を機能している物質が、あるべき場所から逸脱しているものとなっているからです。つまり、病気ではなく、はみ出した状態なのです。ですから、医師の中には、病気として見ない場合もあるようです。それゆえに、発症している部位にあった専門的治療を受けられる科を受診する必要があります。
また、日本の医療事情にも、専門医でなければならない理由があります。日本は、専門医ほど腕が良いという傾向が強く、医師育成の段階においても、専門分野での育成が重視されているのが現状です。その為、専門分野においては正しい診断が行なえても、分野外のものに対しては対応出来ないという問題があります。ヘルニアで言えば、腰と首は部位が違う為、受診する科が違います。こうした医療事情から、ヘルニアにおいては特に、患者は受診する科の選択を迷う要素があると言えるのではないでしょうか。
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