椎間板ヘルニアによって起こる合併疾患
ヘルニアは、痛みと必ずしもイコールではないという結果が近年出ている事から、一見、他の病気とも無関係のような気がします。
しかし、ヘルニアによって体に不具合が生じると、他の臓器などに影響が出てしまい、それが病気に発展する場合があるのです。そうして、合併疾患として、発症する事があります。
椎間板ヘルニアの場合、背骨の歪みや、骨の栄養不足などによっても発症すると言われています。背骨の歪みは内臓の位置をずらし、その間を埋める為に、人間は脂肪を付けようとします。これによって内臓脂肪が増え、現代病と言われているメタボリック症候群を引き起こします。
つまり、高血圧、高脂血症、糖尿病を合併して引き起こす可能性があるという事です。また、骨の栄養不足によって、骨粗しょう症になる事も考えられます。
また、椎間板ヘルニアは、遺伝であったり、外からの衝撃であったり、生活習慣であったりした原因から発症します。椎間板が負担に耐えられなくなり、損傷します。その損傷部分から椎間板の内にある髄核が突出し、ヘルニアという状態になります。そして、損傷した部分では、神経がむき出しになっていますから、突出したヘルニアが神経を圧迫し、痛みを発症します。その圧迫された神経によって、障害を引き起こす可能性があります。圧迫する部位によって、障害を引き起こす部位も変わってきます。首の位置に当たる頸椎椎間板ヘルニアであれば、体の神経が集中しているところなので、運動障害や直腸障害、排尿障害などを引き起こす場合があります。腰の位置に当たる腰椎椎間板ヘルニアにおいても、下肢の運動機能を司る神経が集中しているので、運動障害や排尿障害、便秘などを引き起こす可能性があります。
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