ヘルニアと痛みの関係
ヘルニアは、痛みとは必ずしも関係しているとは言えないという事が、研究結果などから言われるようになりました。しかし、ヘルニアが見られる人の中には、痛みを伴う人も多く存在しています。
ヘルニアの痛みや現れる特徴としては、起床時に最も痛みが激しい事、せきやくしゃみでも痛む、前屈動作で神経痛が現れる、膝蓋腱反射やアキレス腱反射が見られない、筋力低下がある、長時間座っていると神経痛が現れるなどがあります。この特徴から見ても分かるとおり、ヘルニアによって痛みを発症する場合があります。
しかし、これは、ヘルニアからきているわけではありません。ヘルニアによって神経が圧迫され、その圧迫によって、神経が押さえつけられたり、傷付けられたり、磨耗されたりする為、痛みとなって現れるものとなっています。ですから、ヘルニアが見られる人の中には、自覚症状がない、痛みを感じていない人もいるのです。
このように、ヘルニアは、遺伝的要因が関係しており、また、構造などの原因によって起こるというものです。動作や職業などによる原因は少ないと考えられています。ですから、予防する事というのは、難しいとされています。しかし、生活の中でヘルニアを発症させないよう、心掛ける事は出来るでしょう。
また、痛みが現れた時には、痛みだけを取り除く事が可能です。痛みを伴ったヘルニア患者に対して、痛みを取る治療を施したところ、ヘルニアが治ったと思われるほど、痛みがなくなりました。しかし、実際には、ヘルニア自身は消えておらず、ヘルニアの状態でも痛みがなければ生活に支障がないという結果も出ています。痛みは、ヘルニアからきているものではないという事を知れば、治療方法も多様にあるという事が言えるでしょう。
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