術後と生活上の注意点
日帰り手術や短期入院が可能になった事から、術後、すぐに日常生活に戻る事が可能です。
しかし、重い荷物を持ったり、運動をしたり、階段を駆け上がったりする事で腹圧が大きくなり、傷口が開く事になるので、いくら日常生活が以前と同じ様に送れるようになったといっても、こうした行動は避けなければなりません。
しかし、4週間過ぎれば、傷口も元通りになるので、以前と変わらない生活を送る事が可能になります。そういった点では、鼠経ヘルニアは、筋力を落とす事無く、短期間で完治するヘルニアと言えます。
しかしながら、鼠経ヘルニアは、再発する可能性のあるヘルニアです。一度手術して元に戻したといっても、腹圧の掛かる生活を送れば、また、脱腸します。
後天性の鼠経ヘルニアにおける原因には、加齢により、筋膜や筋肉が衰え、内臓が重みに耐えられなくなった事で発症するものと、腹部に耐え切れないほどの圧力が掛かる事で発症するもの、仕事やスポーツなどによって腹圧が掛かり発症するものが挙げられています。つまり、腹部の筋力が衰えや、過度の圧力によって発症するとされているのです。ですから、適度の運動で腹筋をつけ、圧力に耐え得る体を作る必要があると言えるでしょう。また、女性に多いのは、便秘によるいきみ、妊娠、分娩などがあります。避ける事は難しいですが、こうした時には注意が必要です。更に、せきやくしゃみをした時に発症するケース、太った人に発症するケースもあります。これらは、腹圧に耐え得る筋力が備わっていない事が原因と考えられますので、やはり、腹筋を鍛える事が必要です。
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