正しい姿勢とはどんな姿勢か
正しい姿勢をとる事が、ヘルニア予防になるといっても、正しい姿勢がどんな姿勢かを理解していなければ、症状を悪化させてしまいます。
では、正しい姿勢とはどんな姿勢なのでしょうか。
直立の状態の場合は、頭の上から糸で吊られている感覚で立つのが、正しい姿勢とされています。真横から見た時に、耳から肩、股関節、膝、くるぶしを一本の線で結ぶと直線になる姿勢が正しい姿勢です。
正しい姿勢をとる際には、壁を利用すると良いでしょう。壁に背中を当てて立ち、後頭部、背中、お尻、かかとを壁に付けます。この状態が正しい立ち姿勢です。この状態を保つよう、心掛けましょう。また、背筋を伸ばした姿勢が正しい姿勢とよく言われていますが、背筋を伸ばしすぎて体を反りすぎるのは、正しい姿勢とはなりません。腰や背中への負担が大きくなりますので、意識しすぎるのも良くありません。
座る時にも、正しい姿勢というものがあります。お尻が背もたれに密着するように深く腰掛け、軽くあごを引き、背筋を伸ばし、お腹を引っ込めた状態が正しい座り姿勢です。膝の位置がお尻より若干高く、足の裏が床にぴったりくっつく高さが理想となっています。また、座る姿勢で、あぐらや足を前に投げ出して座る姿勢がありますが、これらは腰や背中へ過度の負担をかける姿勢となっています。直に床に座る場合には、正座が1番負担の掛からない姿勢となっています。
そして、1番腰に負担が掛かる姿勢に、中腰があります。支えのない状態で自分の体重を腰だけで支えるのですから、負担は計り知れません。事実、立っている時の腰にかかる負担は体重の約1.5倍、中腰となるお辞儀は、体重の約2倍かかっているのです。その状態で物を持ったりすれば、物が1キロ程度だったとしても、50キロの体重の人が、腰の骨だけで100キロ以上の物を持ち上げている事になります。ですから、腰への負担を軽減する為にも、膝を曲げ、腰を十分に下ろし、物を持ち上げる必要があります。
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